子育て

子どもが嘔吐する理由。原因となる病気やその対処法について

2016/10/17

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子どもが突然「嘔吐」してしまうと、びっくりして

慌ててしまうお母さん、お父さんも多いものです。

 

赤ちゃんはまだ、胃や食道が未完成なために嘔吐してしまう事がほとんどです。

 

でも、中には油断禁物な症状などもあるので、

今日は子どもの「嘔吐」についてみていきましょう!

子どもが突然嘔吐する理由

冒頭でもお話ししましたが、

子どもが突然「嘔吐」してしまうと、びっくりして

慌ててしまうお母さん、お父さんも多いものですよね…

 

でも、これは当然の事!

 

私たち大人は、自分たちが嘔吐した際のあの苦しい経験と、

辛い思いがあるので、ついつい子どもも同じように

『何か重い病気になったのかしら…』

って感じてしまいますよね|д゚)

 

けれど、

よく考えてみると、特にまだ発達の過程にある赤ちゃんや

子どもの身体は、私たち大人と根本的に違うんです。

 

たとえば、赤ちゃんの嘔吐はほとんどの場合、

食道と胃の繋ぎ目が未完成なため起こる、

『生理的なもの』です。

 

ミルクなどを飲んだ際も、

赤ちゃんの胃と食道の間をミルクが行ったり来たり…

これ、普通なんです!

 

大人だったら食道炎などの病気になるところですが、

子どもは身体が発達進行中ですから、割と自然に治ってしまいます(笑)

 

ゲップが上手にできずに吐く赤ちゃんも、

1~2か月もすれば自然に治るのはこの為です!

 

しかし赤ちゃん、特に新生児の嘔吐で気を付けてもらいたい病気があるんです。

 

それは『幽門狭窄症(ゆうもんきょうさくしょう)』という病気です。

 

この病気は、おっぱいやミルクを鼻や口から『噴水のように』と

表現されるように激しく吐いてしまいます。

 

胃の出口が固くなっているので、ミルクが通過できず

飲めば吐くを繰り返してしまうので、このような嘔吐があったら

すぐに医療機関に受診しましょう。

 

また、体重が増えないことも特徴なので、体重に関してもよく観察しておきましょう。

 

●ウイルス性の嘔吐は他の症状にも注意!

子どもの嘔吐の中には、ウイルスによるもので、季節性や流行性があります。

ウイルスにはたくさんの種類があり、吐き気、嘔吐を伴うものもよくあります。

 

症状が単に「吐く」だけでは急を要するものではないことが多いのですが、

発熱や頭痛、あるいは血便など、他の症状を伴っている場合は

あまり安易に考えてはいけません!

 

そのほか、

・半日以上おしっこが出ない

・口の中がカラカラ

・目が落ちくぼんでいる

これらのなんだか様子がおかしいと感じたら、

すぐに医療機関に受診しましょう(゚Д゚)ノ

 

子どもの嘔吐の原因となる病気とは?

嘔吐が見られる病気の中には、至急対応が必要なものもあります。

代表的な病気について特徴をお伝えします!

 

頭に関係があるもの

●髄膜炎(ずいまくえん)

症状)嘔吐・発熱・意識障害・激しい頭痛

髄膜炎は、おたふくかぜに合併することで有名ですが、

風邪をこじらせてなることもあります。

 

髄膜炎による嘔吐は、熱や意識障害、激しい頭痛を伴う事が多いので

『なんかいつもと様子が違うわ…』というのが

特徴だと考えて下さい。

 

首を前に傾けると、かなり痛がるのが簡単な見つけ方なので

心配だと思ったなら試してみて下さい。

 

●頭部外傷

症状)頭を打ったあと嘔吐を繰り返す

交通事故など、明らかに重大な事故は省きますが、

転んだり、イスや滑り台から落ちて頭を打った時などの

軽い事故のあとの見極めが大切です。

 

なんでかっていうと、打った直後は元気でも

しばらくしてから異常が現れることがあるからです(◞‸◟)

 

少なくとも24時間以内に嘔吐を何度も繰り返すようなら

注意が必要です!

 

胃や食道など、消化器に関係があるもの

●嘔吐下痢症(はきくだし)

症状)嘔吐・下痢

季節性(秋~冬)、流行性から圧倒的に多いウイルス性の

お腹の風邪です!

 

ノロ・ロタウイルスが有名ですが、他にも小型球形ウイルス・アデノウィルスが知られています。

厄介なのは、はしかや水ぼうそうと違って免疫ができず、何回もかかってしまう事です。

 

経口感染、つまり汚れた手や唾液などを介して感染することを肝に銘じ

手洗い、うがいを励行しましょう(#^.^#)

 

●腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)

症状)嘔吐10~30分おきに腹痛を繰り返す・ひどく不機嫌・血便

この病気は嘔吐以外に腹痛と血便が特徴です。

 

起こりやすいのは2~3歳までの幼児で、

腸が腸に食い込んでしまう為、そのタイミングで痛がります(/ω\)

 

痛みは10~30分おきに繰り返して起こります。

顔色が悪くなったり、ものすごく不機嫌になったりします。

 

お医者さんは浣腸で血便(重なり合った腸からの出血)の有無を確かめ、

診断してくれるようです。

 

子どもの嘔吐のケアや対処法

急を要する場合を除いて

「吐いたら飲むな」という事を合言葉にゆっくり静養して、

少しくらいはいても様子をみる心の余裕を持ちましょう(/・ω・)/

 

発展途上国で脱水の子に点滴できない場合に大活躍しているのが

「イオン飲料水」です。

 

言葉を変えれば、これは口からの点滴と同じ意味を持ちます。

嘔吐が落ち着いてきたら、イオン飲料水(小児用がおすすめ)や、

麦茶、湯ざましなどを少しずつ与えて様子をみましょう。

 

《嘔吐したあと》

吐いてすぐ水分を与えると、かえって吐き気をもよおすことも…

吐いた後は何も与えずに、しばらく様子をみましょう。

 

《吐き気がおさまったら》

2~3時間しても吐く様子がなければ、イオン飲料水や、

麦茶、湯ざましなどをほんの少しずつ与えてみましょう。

 

また、食事は消化のよいおかゆやうどんなどの炭水化物を少量から与えましょう。

食事は吐き気が落ち着いてからでOK!

慌てて再開する必要はないようですよ(^^)/

 

まとめ

今回は子どもの『嘔吐』についてでした。

子どもの年齢や月齢によって気を付けるべきポイントも

変わってきますので、今日の記事をご覧頂いて

参考になればと思います。

 

『あれ!?なんかおかしいぞ?』

 

と、お子さまの様子に変化があったらバタバタ慌てず、

落ち着いてどんな症状が出ているか観察できるようにしましょう!

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